大前提として、友人や家族と食事をする際は好きなものをなにも気にせず食べられる自分であるが、こと自分で自分のためだけに食事を用意する時は摂ることが怖い食べ物や飲み物がある。
味や匂い、触感が苦手だから避けているのではなく、「自分の身体に悪いのではないのか」と実際の栄養価以上に警戒してしまうのだ。
幼い頃に大人にそう教えられたからとか、苦手になってしまった特定のエピソードがあるわけでもなく
これまでの人生で教科書やテレビ、SNSから見聞きした情報を自分の中で統合して今の価値観になっている。
まずは飲み物部門…ざっくりと、「加糖の飲み物」だ。
最近は企業努力で低糖や無糖の飲み物も増えていると感じるが、清涼飲料水呼ばれるものや紙パックの飲み物には大量の砂糖が使われているというイメージが抜けない。
出先でカフェラテが飲みたくなったらタリーズの無糖カフェラテを探すし、ミルクティーが飲みたければ午後の紅茶の無糖ミルクティーを探す。
コーヒーや紅茶を自分で淹れても砂糖やガムシロップは怖くて使えず、コーヒーフレッシュしか入れられない。苦さや渋さは我慢して、カフェインを欲して飲む。
だけど、コーヒーフレッシュにも脂質とか含まれるだろうし、熱中症対策に飲むスポーツドリンクには抵抗がない。
つまり、マイルールがあるだけで「摂りすぎはよくない栄養素が含まれているかどうか」を厳密にジャッジできているわけではない。
自分のイメージや感覚で判断しているだけ。疲れたら甘いものを飲みたくなるけど、素直にそれを選べないことがあって苦しい。「ほどほどに」のバランスが難しい。
酒類については遺伝的にアルコールに向かない体質のようで、身体中が真っ赤になって湿疹や関節痛が出るレベルなので飲めない。
もしアルコール耐性のある体質だったら、「飲酒はほどほどに」も頭痛の種になっていただろう。
続いて食べ物部門…白米に代表される「純粋な炭水化物」
ごはんはまとめて炊いて小分けに冷凍することが多いのだが、炊飯器に白米と水のみを入れて炊飯ボタンを押したことはない。
1粒でもいいからもち麦や雑穀を加えないと不安で、真っ白なごはんには抵抗がある。
これは世代の問題もあるかもしれないけど、一時期糖質制限ダイエットが流行った時に抱いた「白米は太る」というイメージが今も残っているからだと思っている。
あと自分の体格が日本人の平均より小さいことも関係していそう。「日本の成人女性が一日に必要な栄養はこれです」と提示されても私は「平均」よりも小さな身体だから「普通」と同じ量を摂ったら過剰で太るのではないかという恐怖心もある。平均を下回る体格といっても健常な成長をした結果で医療的に問題があるわけではないので、たぶん問題ないのだ。一般的な量の食事を摂っても。
炭水化物繋がりでパスタやパンも選ぶときは「糖質オフ」や「全粒粉」とあるものを選ぶ。経済的には一番安くて量の多いパスタやパンを買いたい。
けれどまっさらな炭水化物を食べることの恐怖が上回る。太るんじゃないか、糖尿病になるのではといつもなにかを恐れている。
そのくせして、うどんやラーメン、蕎麦は何を食べても平気なのだ。なんだこの謎の線引き。自分でも分からない。
ここまで書いていて病的なルールだなと思いつつ、一部では極端で、でも適用範囲の緩さもあるおかげで精神崩壊せずに生きてこられた。
あと、太るだなんだと散々書いたが体重は標準的である。美容体重だとかシンデレラ体重といわれるものにも該当せず、どこまでも自己満足なルールに勝手に縛られているだけ。
そのうえ最初に書いたように、誰かと食事をする時や大好きな旅行中の食事では好きなものを好きなだけ飲んだり食べたりできる。
摂食障害とも違う、でもこういう自分の中の神話がある人って案外いるんじゃないかと思って、私の謎ルールを記録してみた。
あと最近久々に「あすけん」を再開して。日々脂質や塩分の摂りすぎを注意されていることへの抵抗というかモヤモヤもある。
脂質のすべてが悪なわけではないし、というかお肉も乳製品も好きだし、和食以外にも色んな選択肢のある現代日本ではそもそも脂質を抑えることが大変で…とか書き連ねていくと愚痴っぽくなってしまうので今日はここまで。
ほどほどに健康で、毎日でなくてもいいから好きなものを食べていたいね。



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